皇帝の占い、ナポレオン占い
ナポレオン占いというのが世の中にはありまして。
ナポレオンがエジプト遠征中に、「運命の書」という古代のパピルスを手に入れて・・・
その後、皇帝にまで大出世するナポレオンですが
1798年の「ライプチヒの戦い」の時に
この運命の書を紛失してしまったナポレオンは、
わずか数ヶ月で、皇帝の座をおわれてしまったという。。。
後年、プロシアの将校が発見して、
婦人の元に届けられ、ナポレオンの死後
彼女の許可を得て英語版が世に出たという書物ですな。
でも、よく考えるとナポレオンのエジプト遠征って1798年ですが
シャンポリオンがヒストグラムを解読するのが1822年、
ナポレオンが死んだ1821年後だったわけなんですが。。
某本では都合の良いように「実は対訳つきだったのだ」とか
かかれていましたが、
だったらシャンポリオンの苦労はなんだったの。。っと。
まぁそれはともかく、肝心の占いのほうはというと、
「ズバリこうなります!」というのではなく
どちらかというと易のようなものみたいですな。
偶発的な事象から自分自身の内面を読み取る感じでしょうか
その動機付けの部分で、ナポレオンの胡散臭い話は
面白く機能しているわけですな。
ナポレオンと占いをめぐる話には
「赤い服を着た男」だとか色々とあって
面白いですぞ。